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中古のランクルを買うべし! 2017.10.31

こんにちは

福岡市中央区大名に事務所を構える緒方健税理士事務所です。

 

今回の情報は「中古のランクルを買うべし!」です。

節税対策のメジャーなものとして中古固定資産の購入がありますが、今回はそれを少し掘り下げた話。

 

 

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【中古固定資産の購入】

車などの固定資産を購入した場合は、原則として、「減価償却」という手続きによって複数年にわたり経費処理を行います。

簡単に言うと、その固定資産を使用することが出来る期間に応じて徐々に経費にしましょうというもの。

この期間は、資産の種類ごとに法律で定められており「法定耐用年数」と呼ばれています。

なぜ中古固定資産の購入が節税になるのかというと、中古の場合には、法定耐用年数ではなくより短い期間で償却を行うことが出来るからです!

4年落ちの車であればタイミングによっては、1~2年で購入金額を経費処理することも可能です。

 

 

【中古の耐用年数】

中古の固定資産の耐用年数の算定は以下のいづれかによります。

①使用可能期間を合理的に見積もる

②簡便法により見積もる

 

一般的には、①の見積りは困難であるため②の簡便法が広く採用されています。

簡便法による算式は次の通り。

 

・法定耐用年数の全部を経過した資産⇒法定耐用年数×20%

・法定耐用年数の一部を経過した資産⇒(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20%

※2年に満たないときは2年とする

 

≪例≫法定耐用年数6年の車で、3年経過した中古を購入した場合

(6年-3年)+3年×20%=3.6年⇒3年

 

 

【なぜランクルがいいのか!?】

中古車両の購入であれば個人的にはランクルがおススメです!

なぜランクルなのかというと、、、それは値が落ちないからです!!

時計でいうROLEXのようなものです(笑)

 

一般的な車は、年式が古くなると下取価格はほとんど値がつきません。

一方、ランクルは非常に中古市場で人気が高く、年式が古くなっても下取価格がしっかりとつきます。

減価償却を通じて節税を行い、売却時にはある程度のお金が戻ってくるのです。

購入から売却までを通してみると、倒産防止共済(※1)や生命保険などの節税手法に近いといえます!

注意しておかないといけないのは、売却する際は売却益が発生しますので、

赤字の時に売却するなどの出口をしっかりイメージしておく必要があります。

 

(※1)倒産防止共済については下記参照

https://oga-tax.com/tousanbousi/

 

 

いかがでしょうか?

ランクル自体が実際の業務に使われていることが前提のお話ですが、

中古固定資産の購入を考えている方は売却時のこともしっかり考えてみましょう!!

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