決算セールをすべし! 在庫の節税① 2018.9.11
今回の情報は「決算セールをすべし!」です。
良く「決算セール」の文字を見かけるかと思います。
売上を伸ばすためというイメージがありますが、実は節税対策として大変有効です。
利益が出ていて節税対策が必要なときは、必ず「決算セール」をご検討下さい!
【在庫の節税】
商品は売上に対応して原価(費用)に振り替えられます。
つまり、売れていない状態の在庫は、決算書上は棚卸資産として資産に計上され経費とはなりません。
この売れていない在庫をいわゆる「損切り」することで経費計上が可能となります。
一般的に節税に有効な在庫の「損切り」として、決算セール、商品評価損、消費廃棄といったものがあります。
【決算セール(値引販売】
節税となる決算セールでは、お客さんに「原価以下で売る」イメージで在庫を吐き出します。
今回は節税対策としてのお話ですので、この在庫商品の「損切り」が重要となります。
あくまでも値引販売、損をしても売るというお話です。
次回来店時のクーポンを配るようなセールは節税とはなりませんのでご注意下さい。
この決算セールは「損切り」することで経費計上額が増加する節税効果のほか、手元キャッシュの確保にも繋がります。
損切りセールですので、必ずセール対象は不良在庫として長期残る可能性がある商品に限定しましょう。
いかがでしょうか??
「決算セール」について節税の観点から見てみました。
ぜひ節税対策としてご検討下さい!!