レターパックのまとめ買い 2019.3.26
こんにちは
確定申告の繁忙期が終わりようやく春の訪れを感じている今日この頃です。
今回の情報は「レターパックのまとめ買い」です。
会社によってはレターパックをまとめ買いすることが多いかと思います。
ある程度の書類送付が出来るため大変使い勝手が良く、当事務所でも大変活用しています。
「レターパックを決算前に大量に購入した場合は節税になるのでは!?」
決算前に利益が出ている時はこのような考えが頭を過りますが実際の取扱いはどうなるのでしょうか??
【経費となるのは購入した時?使用した時?】
結論から言うと経費となるのは「使用した時」です。
そのため決算直前にレターパックを大量購入したとしても手元にある状態であれば経費扱いは出来ません。
【レターパックも在庫となる】
レターパック・切手・印紙などの「郵便切手類」は、消耗品等には該当しないため期末に残っているものは在庫として認識します。
つまり、残っている分は通信費から抜いて「貯蔵品」という資産へ振替ることになります。
例えば510円のレターパックを1000枚購入して決算時に900枚残っている場合は次のような仕訳処理となります。
購入時: 通信費 / 現金 510,000円
決算時: 貯蔵品 / 通信費 459,000円
商品の在庫と同じ考え方ですね。
「郵便切手類」の在庫計上は見落としがちで買った分を全て経費処理してしまうケースが良くあります。
金額が大きくなると税務調査では指摘されますので注意が必要です。
在庫計上を忘れないように切手管理台帳の作成をオススメします!!