領収書の保管方法 2018.7.17
こんにちは
福岡市中央区大名に事務所を構える緒方健税理士事務所です。
今回の情報は「領収書の保管方法」です。
領収書の保管方法については良くご質問を受けます。
「領収書綴りにのりで貼り付けしないといけないの?」
「クレジット払いの領収書は現金払いの領収書と一緒でいいの?」などなど。
以下、おススメの保管方法をご紹介致します!
【のり付け不要!】
会計ソフトへの入力済みの領収書ですがのり付けは不要です!
税務調査官に「この〇月〇日の領収書を見せて下さい。」と言われたときにすぐに出せれば大丈夫です。
探しやすいように月毎に分けた封筒などに入れておくだけで十分です。
【月ごとに分ける!】
領収書は月ごとに分けましょう。
会計では月別に損益や財務状態をみていきますので、領収書などの経理資料は月ごとで分類しておきましょう。
【支払方法ごとに分ける!】
領収書は支払方法ごとに分けましょう。
最近では様々な支払方法があります。
現金払い、クレジットカード払い、電子マネー払い、銀行振込など多岐にわたります。
クレジットカード払いの領収書を現金領収書として処理してしまうと、クレジット引落の際にも経費計上してしまうなど二重計上の恐れが生じます。
また、最近ではクラウド会計ソフトはクレジット明細をそのまま取り込むことが可能ですので、自動取込分の領収書が分かるようにしておく必要があります。
【留意点!】
クレジット払いの領収書については注意が必要です!
カード会社からクレジットカード利用明細が交付されるからといって、クレジット払いの領収書やカード利用レシートを捨てては絶対にダメです!
消費税での取扱いに関係するのですが、仕入税額控除を受けるための請求書等として認められない可能性があるためです。
必ずクレジット払いの領収書、カード利用レシート、クレジット利用明細をセットで保管しましょう。
いかがでしょうか?
領収書をわざわざのりで貼る必要はありません。
月ごとに、支払方法ごとに分けて封筒などに入れるだけの保管方法をぜひお試し下さい!!