税務調査の準備資料 2017.4.13
こんにちは
福岡市中央区大名に事務所を構える緒方健税理士事務所です。
今回の情報は「税務調査の必要資料」です。
税務調査では、調査当日までに帳簿書類などを準備する必要があります。
ちょうど税務調査の立ち合いがありますので、今回まとめてみました!
【調査に際して準備しておく書類】
通常の税務調査では、過去3期分が調査対象となります。
税務調査を円滑に進めるために準備すべき資料は次の通り。
①会社の経歴書
定款、登記簿謄本、会社案内、主要な取引先、取引金融機関
②会社の組織図
役員や従業員の職務分担状況が分かるもの
③帳簿関係(過去3期分)
総勘定元帳、伝票、現金出納帳、売掛帳、買掛帳など
④売上関係資料(過去3期分)
見積書、納品書、請求書、領収書
⑤仕入関係資料(過去3期分)
見積書、納品書、請求書、領収書
⑥経費関係(過去3期分)
請求書、領収書
⑦棚卸関係(過去3期分)
棚卸表
⑧預金関係(過去3期分)
普通預金通帳、当座預金照合表、定期預金通帳など
⑨人事関係(過去3期分)
賃金台帳、源泉徴収簿、扶養控除申告書等の年末調整書類、社会保険書類、出勤簿など
➉固定資産関係(過去3期分)
見積書、売買契約書、領収書
⑪保険関係(過去3期分)
保険証券
⑫契約書関係(過去3期分)
賃貸契約書など各種取引に係るもの
⑬議事録関係(過去3期分)
役員報酬改定議事録、退職金議事録など
⑭社内規定
日当規定、社宅規定など
いかがでしょうか?
調査当日に資料を探しているようですと調査がどんどん長引いてしまいます。
長引けば長引くほど心理的ストレスや日常業務に支障をきたすこととなります。
事前の準備で税務調査が円滑に終わるように心がけましょう!!